「島の未来を描く仕事」仲宗根多恵美(なかそね たえみ)社員インタビュー

あなたの仕事を”一言”で!

「島の未来を描く仕事」

現在の仕事内容を教えて下さい。

主に「島みらいプロジェクト」に関わっています。うるま市の「島しょ地域の課題を解決する仕事」です。特に課題となっているのは「人口減少」。人口減少を食い止める手段の一つとして「移住促進」が有ります。その一つの手段として、移住希望者と地域をどうマッチングしていくかを、地域と一緒に考えながら進めているところです。

最近では「お試し移住」に力を入れたり、地域の未来の理想像(ビジョン)を見つける「しまみらい会議」を重ねています。

「島みらいプロジェクト」は移住促進だけをやっているのではなく、島の未来(理想像)にたどりつくための様々なプロジェクトを意味しています。本年度は、13回しまみらい会議を重ね、「地域の方々の夢」や「なりたい未来の島の姿」を見つけ「島の未来を描く仕事」に時間を掛けました。会議から見えてきたのは「島それぞれの理想の未来像」。これからは、その未来像(ビジョン)を達成させるために「地域の方々と一緒に創る仕事」に変化していくものだと意気込んでいます。

仕事の「魅力」「やりがい」は?

地域の未来を左右する課題に携われることが「魅力」であり「やりがい」です。責任ある仕事であり、時々は責任重大…と思う事もありますが、「プロモーションうるま」というチームで携わり、地域の方々も同じチームだと思って進めているので、とても「やりがい」を感じています。

印象に残っている仕事はありますか?

▲しまみらい会議の様子

今年の仕事は特に印象に残っています。

地域づくりで大事なことは、地域の方々自身がどんな未来を創りたいかという”未来の理想像”なんだということが、事業を動かしながら徐々に私自身に落ちてきました。

振り返ると、企画している段階ではそこまで腑に落ちてなかったと思います。いざ事業をスタートして、講演会講師の方の話や、しまみらい会議で地域と膝をすり合わせての話し合いを通して、改めて地域が考える”未来の理想像”が大事な事が解ってきました。さらには、プロモーションうるまのチームで何度も何度も密な話し合いを通して、この事業の本当の意味を理解しながら進めた一年でした。

本来なら、私自身が地域の方々よりも先に理解していないといけないけれども、地域の方々やチームのメンバーと膝をすり合わせて話し合う中で理解し、学んでいったと凄く感じていています。

移住促進の事業ではあるのだけれども、単に人を呼んで人口を増やそうということではないんですよね。

昨年度「お試し移住」を実施していた時期は、移住したいという方は既にいるから、空き家を活用してどう着地させるかだよね、という視点でした。課題ってそこだと思っていたんです。けれども掘り下げていくと、移住者を受け入れることは、地域の未来を創る一つの手段に過ぎないことが解ってきました。

▲しまみらい会議の様子

それ以前にやっていた仕事は、私自身が活性化に繋がると信じていた部分があったので、結構突っ走っていたと思うんです。自分の考えを押し付けないと言いつつ、信じる道を突っ走っていたような気がします。その頃のことがあるからこそ、地域の方と関係が築けたのでまったくダメだったとは思っていませんが、事業を通して地域と関係性を創り、地域から学びを得ながら、自分がやっている本当の意味、意義を感じた仕事だったと強く印象に残っています。

どんな人と一緒に働きたいですか?

前向きな人です。

仕事の中でどんな立場、状況でも、その時の課題があると思うんです。それはあって当たり前。課題の中でどうやって行くのかだと思っています。でもその課題の捉え方って人それぞれですよね。捉え方がいちいちマイナス思考だと、一緒に仕事を進める気持ちが萎えるかもしれないなーと思います。やるんだったら前向きに捉えて一緒にやっていきたいと思っています。

※2018年2月現在のインタビュー内容となります。

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事業開発部

マネージャー

仲宗根多恵美(なかそね たえみ)